今の会社のまま AI を学びたい人は、リスキリング支援を使える?
情報を確認した日:2026-11-08
結論:「講座を受けたいだけ」で転職を目指していない人は、経済産業省のリスキリング支援の対象になりません。今の会社で働きながら学びたいなら、厚生労働省の教育訓練給付金を先に確認するのが近道です。
公式の決まりで書かれていること
事業の公募要領には、支援の対象は「雇用主の変更を伴う転職を目指す在職者」とあり、目指していない人(リスキリング講座の受講のみが目的の方等)は、支援の対象にできないと書かれています。
| ケース | リスキリング支援の対象? |
|---|---|
| 転職を目指して、講座を修了し、他社に転職した | 対象(受講費の1/2+転職後1年働き続けると1/5を追加) |
| 転職を目指したが、結果として転職しなかった | 対象(受講費の1/2まで。追加の1/5は出ない) |
| はじめから転職するつもりがなく、講座だけ受けたい | 対象外 |
| 同じ会社の中で正社員になる・昇進する | 「転職」には数えられない |
| 派遣社員で、派遣先が変わるだけ | 「転職」には数えられない |
| 派遣先で正社員として雇われる | 「雇用主が変わる転職」に数えられる |
| 会社を辞めて独立・開業する | 「転職」には数えられない |
スクール側の説明との違いに注意
補助事業者のスクールの中には、キャリア面談について「必ずしも転職を促すものではない」と説明しているところもあります(例:AI CONNECT のよくある質問)。一方、国の公募要領では「転職を目指していない人は対象外」です。この2つがどう合うのかは、公開されている資料からは判断できませんでした。申し込む前に、「転職しなかった場合、自分の負担はいくらになるか」をスクールに直接聞いておくのが安全です。
今の会社のまま学びたい人の選択肢
- 教育訓練給付金(厚生労働省):転職するかどうかは問われません。雇用保険の加入期間(原則3年以上、初めての人は1〜2年以上)などの条件を満たせば、指定講座の費用の20〜50%(条件しだいで最大80%。いずれも上限額あり)が支給されます。くわしくは2つの制度の比較へ。
出典(すべて 2026-11-08 に確認)
- 経済産業省 リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業 六次公募 公募要領(2-1 対象者、2-2 目的):https://careerup.reskilling.go.jp/assets/files/business/koubo_youryou_06_ver2.pdf
- 同 事務局サイト(個人の方へ):https://careerup.reskilling.go.jp/worker/
- AI CONNECT よくある質問:https://ai-c.net/faq/
- ハローワーク 教育訓練給付の概要:https://www.hellowork.mhlw.go.jp/insurance/insurance_education.html
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